義歯診療のご案内
義歯・入れ歯による治療
歯を失った患者様に快適な義歯をご提案
できる限り、生涯ご自分の歯で、食事が楽しめることは誰しもの望みであると思います。1989年から始まった「8020運動」は「80歳になっても20本以上の歯を保とう」、楽しく充実した食生活を送ろうという運動です。
しかし、近年の厚生労働省の調査では、後期高齢者の平均値は約13本で、3人にお一人が入れ歯を使っているという結果が出ています。
山林歯科医院では、義歯や入れ歯であったとしても快適に食事ができるよう患者様の顎の骨の形、歯や歯ぐきにあった義歯・入れ歯をご提案します。
歯を失ってしまっても、生涯食事を楽しめる人生を患者様にご提案します。
義歯の種類
義歯には、入れ歯・ブリッジ・インプラントがあります。
![[写真]義歯のイメージ](../img/service/gishi/gishi-01.jpg)
入れ歯の特徴
入れ歯には、総入れ歯、部分入れ歯があります。失った歯を補う役目があり、ほとんどの場合歯を削ることは、ありません。しかし、保険適用の入れ歯ではお口の中で違和感があったり、破損や変形するケースもあります。
総入れ歯
レジン床 | 保険適用の治療なので安価で作れる入れ歯です。デメリットは、強度を持たせるために床が厚く、違和感が出る場合もあり、喋りづらくなるなどがあります。 |
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ユニフィットデンチャー | 保険外の自費治療となります。金属を使わない入れ歯で割れにくく、お口の中でもフィットし、見た目にも違和感がありません。 |
部分入れ歯
クラスプを使った入れ歯 | 保険適用で安価で作れる部分入れ歯です。クラスプ(針金)で残った歯に引っ掛けて歯を支えるため金属部分が見えたり、食事がしにくいなどの欠点があります。 |
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ノンスクラプデンチャー | 保険適用外の自費治療の部分入れ歯となります。金属のバネを使わないため、審美性に優れた入れ歯です。ただし、臭いや汚れが付きやすかったり、耐久性に問題があるなど従来のノンスクラプデンチャーには欠点もあります。 山林歯科医院では、このような欠点を補ったノンスクラブデンチャーもご用意していますので当院のスタッフにお問い合わせください。 |
その他の入れ歯
マグネットデンチャー | 保険適用外の自費治療の入れ歯になります。入れ歯と残っている歯の根っこの部分に磁石を入れて維持・固定する入れ歯です。磁石を利用することで通常より外れにくいという特徴があります。 |
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ブリッジによる治療
ブリッジは、両隣の歯を削って土台にし、つながった歯を入れて歯を補うものです。欠点は、失った歯の両隣が健康な歯であったとしても削る必要があることですが、治療が終わるまでの期間が早いやきっちり固定できるなどのメリットがあります。
保険適用内のブリッジ治療 | 安価ですが、前歯の場合、内側の金属が見えてしまいますが余り目立つことはりません。ただし、時間が経つとプラスチックの変色、金属の成分で歯ぐきが黒ずむことがあります。 奥歯は主に銀属冠が使われます。金属の劣化なども起こる場合がありますので、治療後は、半年に一度程度のメンテナンスが必要になります。 |
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保険適用外のブリッジ治療 | 保険適用外には、セラミックブリッジや歯を削らないブリッジなどがあります。セラミックブリッジにはオールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンドなどがあります。 オールセラミックは、天然の歯に近く金属冠を使用していませんので、歯ぐきが黒ずみにくいという特徴を持っています。ただし、強度に欠けますので奥歯での使用は向いていません。 ハイブリッドセラミックは、強度は天然歯程度の強度は持っていますが、磨り減りやすいという欠点があります。 メタルボンドは、金属製のフレームにセラミックを焼き付けており、強度と美しさを併せ持っています。 |
インプラント
顎の骨にチタン製のネジを埋め込み、義歯を装着するのがインプラント治療です。自分の歯のようにしっかり噛むことができます。
詳しい内容は、当ホームページのインプラントページを御覧ください。
![[写真]インプラントのイメージ](../img/service/gishi/implant-01.jpg)
定期メンテンス
義歯や入れ歯は、数年経つと顎の骨の形が合わなくなったり歯ぐきの形が変わったりとお口の環境が変わってきます。長く入れ歯や義歯を使っていただくためにも定期検診に必ずおこしください。
日々のメンテナンスも重要ですので、お口の中を清潔に保つことも心がけてください。ご来院の際は、プロがケアいたします。